会社の印象はどうですか？
アットホームな雰囲気で、溶け込みやすかったです。それと、面倒見がいいな、と思いました。私にとってトラックドライバーの仕事は初めてのものでしたが、仕事の手順や運行経路、それぞれのお客さまの会社や工場などへの入り方など細かいことについても、マニュアルでの説明だけでなく、会社の先輩に「こうすればいいよ」と手解きされて慣れていきました。
現在の仕事内容について教えてください。
会社としては、紙や印刷物、ステンレスなどの金属、その他に大手引越し会社の協力会社としての仕事など幅広く対応しています。最近の私の仕事は、平日は2トン車で紙を運ぶ仕事をして、土・日はローテーションに従って引越し便の運転をするというものです。
7時台に出勤して来て、朝8時には、ここからすぐ近くにある紙の問屋さんに行きます。そこで伝票を確認しながら、当日に運送する紙を積み込みます。運ぶ紙はいろんな種類のもので、だいたい1メートル四方くらいのサイズで、50枚1束で梱包されていたり、結束されていたりという状態です。1～2時間かけて、配送順を考慮して積み込み、出発します。
荒川区、墨田区、江東区などを中心に通常12～13ヵ所、多いときで20ヵ所くらいの納品先に紙を届けます。納品先は、紙を加工している中小の工場が多いですね。納品を終えて、帰社するのは4時過ぎから遅くて6時くらい、という流れです。
いろいろあります。最初の頃はトラックに慣れていなくて……トラックは後ろが長いじゃないですか……だから、曲がるときに乗用車を運転しているつもりでハンドル操作をするとこすったり、巻き込み事故を起こしたりする危険がありますよね。そのとき、先輩に「前のタイヤの上に乗っていると思えばいいんだよ」と教えてもらいました。それが、すごく頭に残っています。
それから、納品先が下町中心で、学校が近くにあるような場所もあります。下校時刻や夕方近くになると、「こんな場所から…」というようなところから子どもが出てくるときがあります。だから、生活道路や狭い道など、子どもたちの飛び出しに注意して走るようにしています。
